そのIT環境、いつまで持ちますか
―総務兼務IT担当がクラウドと向き合った一年
物語紹介
この物語は、Azure Cloud Adoption Framework(CAF)の考え方を、「解説」ではなく「物語」として描いたコンテンツです。CAFは本来、クラウド導入を成功させるための“考える順番”を示したフレームワークです。
しかし、現場では「言葉が難しい」、「自社に当てはめづらい」と感じられることも少なくありません。本作では、CAFという名前を知らなくても読み進められるように、その要素を一人の中小企業IT担当者の迷いと判断の中に自然に織り込んでいます。
- なぜクラウドを選ぶのか。
- 何を移し、何を後回しにするのか。
- 作る前に、何を決めておくべきだったのか。
- 使い始めて、なぜ思ったほど楽にならなかったのか。
- 自由と管理を、どう両立すればよいのか。
- そして、何も起きない状態を、どう守り続けるのか。
これらはすべて、CAFが示している問いでもあります。ただし本作では、それをフレームワークとして説明するのではなく、現場で実際に起きがちな出来事として描いています。そのため、CAFを初めて知る方にとっては「自分たちが何に悩んでいたのか」に気づく物語として。すでにCAFを知っている方にとっては「なぜその順番が大切なのか」を再確認する物語として、読み進めることができます。
クラウド導入の正解を示す物語ではありません。しかし、考え直すための視点と、立ち止まる勇気を与える物語です。CAFを知らなくても読める。けれど、読み終えたあと、CAFの意味が腹落ちする。そんな構成を目指しました。
本シリーズは全8章を公開しています。
第1章から順に読み進めることで、クラウド導入そのものではなく、「なぜ変えるのか」「何を変えるのか」「どのように運用するのか」という判断の過程を追える構成になっています。
第2章:Strategy(なぜクラウドへ移行するのか)
第3章:Plan(何を、どの順番で進めるのか)
第4章:Ready(安全に受け入れられる基盤を準備する)
第5章:Govern(利用を継続的に管理する)
第6章:Manage(安定した運用を実現する)
第7章:Secure(セキュリティを継続的に確保する)
なお、実際の移行やクラウド基盤構築については、後続コンテンツで具体的な設計・構築例として紹介します。
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